天然温泉付プロジェクト20年の実録
アパグループが戸建住宅事業中心の展開からマンション事業へと乗り出す転機となったのは地元・石川県の粟津温泉との出会いでした。 ここは1,300年もの歴史を誇る日本有数の温泉地で、よく利用しているうちに、「天然温泉付マンション」という発想を得ました。 その当時、マンションの全邸宅に温泉を引き込むというものはありませんでしたから、社内でも賛否両論がありました。しかし、加賀・石川県 という温泉文化が根ざした土地柄もあり、「我が家で湯治を愉しむ」という住まいの文化をカタチにしたかったのです。
天然温泉付マンションの記念すべき第一号は1987年に竣工した石川県小松市の「信開グランドハイツ」。 天然温泉付マンションという住宅文化の提案は、実に多くの方々の熱い共感を得、日本全国で展開するまでになりました。 今後も各地で「健康的で愉しみに満ちた住まい」の創造を通して、日本の住まい文化に貢献してまいります。